環境への取り組み
製造工場としての
環境負荷低減策の推進
- 未利用熱の利用
- 当社工場は海洋深層水活用施設に隣接し、当社工場の製造エリアの冷房に海洋深層水の冷熱を利用すると共に、温まった海洋深層水を、牡蠣など魚介類の養殖/畜養/浄化に利用しています。これにより、製造エリアの冷房節約で年間約1,080トンの二酸化炭素排出量削減を、海洋深層水活用施設のボイラー燃料節約で年間推定約400トンの二酸化炭素排出量削減を実現しています。
- 廃熱の利用
- 当社工場から排出される廃熱を、ボイラー水の加温、及び天然ガス(LNG)気化器の熱源として利用しています。
- 電灯のLED化
- 2019年10月に工場内照明の大部分を蛍光灯ないし水銀灯からLEDへと交換しました。これにより年間約29トンの二酸化炭素排出削減量を実現しています。
環境汚染の防止
- LNGボイラーの導入
- 炊飯・熱殺菌といった熱源にはLNGを利用したボイラーを導入しています。
一般的な化石燃料に比べ硫黄酸化物(Sox)の発生がほとんどなく、石油からLNGに転換することによって約25%のCO2排出量の削減が可能といわれています。
- 食品残渣の資源循環
- 当社工場から発生する食品残渣に関しましては「メタン発酵技術」を有した外部処理施設にて食品廃棄物からバイオガスをつくりだしてエネルギー利用することにより、資源循環を図っています。
天然資源の保全
- 地下水の保全
- 敷地内に観測井戸を設け、定期的に地下水の水位を監視し、その結果は自治体と共有しています。